[7] 宇都宮 → 黒磯

2019年3月のダイヤ改正まで、1586Eの宇都宮~黒磯間では新聞輸送が行われていました。
1号車の一番後ろ、ドア1つ分の区画が「荷物用」と書かれた大きな幕で仕切られ、黒磯方面に輸送する新聞の置き場となっています。

上野発の新聞輸送とは違って、各扉を塞ぐタイプの小型仕切り幕は使われないのですね(たまたまこの日だけ使っていなかったという可能性もありますが)。
この新聞たちは、上野~宇都宮間は別の列車(上野駅地平ホーム発)に積まれて運ばれてきたらしいです。
1586Eも上野~宇都宮間を同じ停車駅で走りますが、東京からの直通列車は地平ホームを使えないため、新聞の積載に支障があるということでしょうか。

仕切り幕の固定方法を観察。先端にフックが付いたロープを使い、網棚のパイプ部材のうち1本とドア横手すりから、吊るすような形で支持しているようでした。
15:25、列車は宇都宮を発車。終点黒磯まであと少しという所です。
都心からだいぶ離れたローカル区間ではありますが、驚いたことに、宇都宮を出た時点でも周辺の5割ほどの席は埋まっておりました。このうち3分の1ほどの乗客は、那須塩原までの間の各駅で降りられていました。

宇都宮駅北側の留置線に、運用から外れたと思われる八高線用209系が留められていました。

鬼怒川を通過。
上り線の橋桁の方が、下り線のそれよりも1段低く設置されているようです。

モダンなデザインの駅舎を持つ宝積寺駅に到着。

宝積寺駅の先にある、烏山線との分岐点。草が生えていて見えにくいですが、烏山線はこの付近で大きくカーブして向きを変えます。

宝積寺~氏家間で見かけた風景。線路際に小さな鳥居などが建てられており、その奥には竹林が。
竹、1本倒れてますねぇ。

同じく宝積寺~氏家間の田園地帯。白い建物は富士フィルターの工場らしい。

氏家駅に到着。

蒲須坂駅では205系600番台とすれ違い。
そういえば、1年半くらい前にこの駅でちょっとだけ205系を撮影したことがありました。

荒川を通過。

片岡駅に到着。宝積寺駅に似た雰囲気の、モダンな橋上駅舎です。

田畑と林が混在する景色。妙に惹かれるものがあります。

陽が傾いてきたため、乗車している列車の影が長く伸びてきました。
平らな畑に列車の影がよく目立ちます。赤い鉄塔がまた青空に映えるもので。

矢板駅南側にある変電施設。奥には太平洋セメントのタンクも見えます。

矢板駅に到着。ちょうど目の前に205系が停まっていました。

旅客ホームの向こう側には貨物コンテナが積まれたスペースがあります。「矢板オフレールステーション」というのだそう。

貨物列車とすれ違い。

このあたりまで来ると田畑が無い箇所もあり、そこで視界に入るのは木々のみ。

箒川を通過。
この後もう一度貨物列車とすれ違いました。

野崎駅に到着。2番線は使用停止されているようですが、線路設備は残っています。

東北新幹線の高架橋。


西那須野駅に到着。観光地とあってか駅前は賑わっているようでした。
野崎駅と同じく、2番線の使用が停止されています。
こちらは線路が撤去されていますが、代わりにホーム上の番線案内が残ったまま(しかも2番線だけ旧デザイン)になっています。

田畑の中に、ゴルフセンターの特徴的な建物が目立ちます。

那須塩原駅に到着。待合室もある立派なホームです。
新幹線「なすの」号の終点でもあります。
次は終点 黒磯。

時刻は16:12。影がかなり長く伸び、日が当たる場所はほんのりと黄味をおびています。

ゴルフクラブの広告塔が建てられていました。塗装が剥げかけていますが、「ピートダイゴルフクラブ36」と書かれているようです。


碍子が並ぶ壮大な変電設備横を過ぎ、複雑に組み合う架線柱をくぐり、終点・黒磯駅に到着。
16:17、定刻通りの到着でした。

黒磯駅の駅舎。夕陽に照らされていい色合いです。
さらに北を目指して新白河行きに乗り継ぐ方が多く、16:22発新白河行きのE531系が発車すると、構内はがらんと静かに。
僕はこの後、快速ラビット上野行きと湘南新宿ライン大船行きのグリーン車を乗り継いで帰ります。
…のですが、不穏な動きが。
どうやら、この日の15:20頃に蓮田~白岡間で人身事故があったそうなのです。
1586Eはとっくに現場を通過した後だったため影響を受けなかったのですが、帰りの電車はモロに影響を受けることになります。
そういう次第で大船までの帰りにもまたいろいろなことがあったのですが、それについてはまた気が向いたら記事を書こうと思います。
とりあえず1586Eの乗車記自体はこれで終わりです。
全7ページに分割して投稿しましたが、非常に長々しくなってしまったので、一体どれほどの方々に[1]~[7]まで通してお読み頂けたのかが定かではありません()
この長ったらしい一連の記事に1ページでも2ページでも、少しでもお付き合い頂けた皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
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| 2019-07-09 | その気が向いたので書いた、帰宅中の話の記事へリンクを設定 |