昨年11月末のダイヤ改正によってJR線への直通運転を始めた相鉄は、それと同時にいずみ野線系特急列車の運行を取りやめました(平日一部の通勤特急を除く)。
日中の車内の空き具合は以前からネット上で見ておりましたが、もうすぐ無くなってしまうのならと、臨時発売の一日乗車券を手に横浜~湘南台全区間を乗り通してまいりました。
乗車日 | 2019年9月1日 |
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横浜駅 (8000系車内観察)
少し早めにホームに到着。まだ先発の海老名行きも入線していません。
3番線で列車を待ちます。車両運用を調べたところ8000系が来るようなので、ボックス席のある8号車へ。
発車標には「特急 湘南台 13:45」の文字。この列車で湘南台を目指します。
13:32、3番線に各停横浜行きが到着。この後折り返し特急湘南台行きに変わります。
編成 | 8000系8712編成 |
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号車 | 8号車 |
車両 | モハ8136 |
開扉後はボックス席へ一旦荷物を下ろし、少し車内観察。
朱色モケットのボックスシート。
パワーウインドウの操作ボタンと「自動扉」ステッカー。
ドア横に設けられた鏡。
ドア付近の2人掛けロングシートも含め、座席番号が割り振られています。
ダイヤ改正後は見納めとなる「特急湘南台」の行先表示。3色LED式です。
こちらは車内のLED表示機。駅ナンバリングも表示されています。
横浜 ~ (上星川)
13:45、帷子川を横目に横浜駅を発車。この川は鶴ヶ峰駅の辺りまで本線と並行しています。
この時点での8号車乗客数は、自分を含めて10人強。
この日の朝に撮影をしていた平沼橋駅を通過。
高架線に切り替わった天王町駅を通過。
乗車時点(2019年9月)では高架区間の工事が完成していない部分も多く、天王町~星川間では「待避禁止」の赤い看板が目立ちました。
真新しい雰囲気の星川駅を通過。
上星川駅付近にて、JR東海道貨物線の高架橋下を潜ります。
この地点から北東向きにしばらく移動すると横浜羽沢貨物駅があり、また相鉄の羽沢横浜国大駅があります。
列車は上星川駅を過ぎてから軽快に加速をはじめ、心地のいい揺れが楽しめるようになりました。
揺れる列車に身を任せていると、"ゆりかご効果" でなんだか気分が落ち着いてきます。
(西谷) ~ 二俣川
西谷駅手前で直通線(新横浜線)の線路と合流。
西谷駅ホームに入る直前、新幹線が通り過ぎるのが見えました。
(画面のやや右上、駅ホーム屋根と民家の間のあたりにN700系の小さな側面窓が写っています)
西谷駅では、1番線に12000系試運転列車が止まっているのが見えました。
直通線(用の引き上げ線整備)工事のため廃止された、西谷1号踏切跡を通過。
そしてこちらはその引き上げ線の終端部分。
最初の停車駅、二俣川に到着。
白い8000系の並びも、リニューアルが進むとだんだん見られなくなっていくのでしょうか。
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