東海道・山陽三十五次

鉄道写真を撮ったりイラスト描いたりするブログです。

9/1:降り鉄 相鉄かしわ台駅(ホームから東口まで300m以上ある駅)

相鉄かしわ台駅で降り鉄。この駅はホームから東口までに300m以上の距離があり、その間は学校の渡り廊下のような通路を延々と歩くことになります。その通路を延々と撮り歩いたほか、西口の方の駅舎も見に行っています。

訪問日 2019年9月1日

ホーム

9701編成が入換中のホーム
まずはホームの様子から。9000系唯一の未更新車となった9701編成が入換中。
ホームは2面4線で、奥に見える橋上駅舎は西口です。車両センターがあるのも西口側。

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所々屋根が半透明になっており、明るい雰囲気になっています。

ホームと東口行き跨線橋
反対側には東口に向かう跨線橋が存在。跨線橋の下には職員用の踏切があります。

東口への通路

跨線橋

跨線橋上から見下ろした通路・線路
線路際に並んでいるのが東口に向かうための通路(屋根付き)です。

跨線橋内部
跨線橋内部の様子。通路幅が狭いため、壁にミラーが設置されています。

跨線橋の出入口
跨線橋を降りたところ。「かしわ台駅こ線人道橋」という名前の付いたプレートがありましたが、完全に駅構内にある跨線橋でこのようなプレートがあるものは初めて見ました(今まで他の駅で一度も気付かなかっただけかもしれません)。

駅内の公園(?)

公園のようなスペースと通路
跨線橋を降りた先には、丁寧に整備された公園のようなスペースと、ベンチ、そして駅事務室連絡用インターホンがあります。

小石が敷かれた公園(?)
公園のようなスペースは、小石が敷かれたやや和風なスタイル。

灯篭と水飲み場
灯篭がいくつか置かれているほか、水飲み場もあります。

通路(ホーム側~中間点)

部分的に透明パネルが付いているフェンス
3つ前の写真にも写っているように、時々線路側のフェンスのうち1か所(の真ん中)だけが透明なパネルに変えられています。どういう意味がある設備なのでしょうか?

「東電地中ケーブル」と書かれたタイル
また、地面に「東電地中ケーブル」と書かれたタイルが埋め込まれている箇所もいくつかありました。

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ふと振り返ってみると、雰囲気が完全に学校の渡り廊下でした。むしろ脇に線路があることが場違いなようにさえ思えてきます。

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途中で通路がやや左側にカーブしました。中間点ということなのか、ここにも事務室連絡用インターホンが備え付けられています。

架線柱と通路
斜面が間近に迫る区間では、いくつかの架線柱が通路をまたぐ形で斜面側に建てられていました。

通路幅が変わるポイント
不自然に通路幅が異なるポイント。この付近数mほどの区間だけ幅が広くなっています。

(おそらく)旧ホーム跡

通路が高くなっている箇所と電車
その先では通路が一段高くなり、電車と比べるとまるでプラットホームのような高さになります。

後で知ったことですが、かしわ台駅東口の駅舎は過去に廃止された大塚本町駅のそれと同じ位置にあり、当時のホーム跡の一部が東口への通路として使われているそうです。写真に撮った辺りがちょうどホーム跡にあたる部分なのかもしれません。

作業員の待避スペース
線路脇の空間が狭くなったためか、ホーム跡(?)を切り欠いた作業員の待避スペースがありました。

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その先には3つ目の事務室用インターホンが。

マンホール蓋がある箇所
駅舎に近いところには、コンクリート製のマンホール蓋がありました。記憶が正しければ、公園(?)スペース内を除いた通路上にあるマンホール蓋はこの1枚だけです。

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さらに進むと梯子の付いた柱がありました。昇れないように梯子部分を板で塞いであります。

東口駅舎のホーム側入り口
ようやく東口駅舎に到達!

ホームまでの距離を示す看板
駅舎入口からホームまでは約340mと案内されていました。長かった…

東口駅舎

外観

東口駅舎
周辺にホーム・駅設備が見当たらず、完全に住宅街の雰囲気に同化しているため、駅名のついた看板が無ければ駅舎とは思えない見た目です。

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左手には黒い門で仕切られたスペースがあります。職員用駐車場か何かかと。

踏切の反対側から見た東口駅舎
駅舎中央の屋根は一段低くなっており、その周りに明り取りの窓が並んでいます。太陽がどの方角にあっても満遍なく日光を取り入れられる構造のよう。

奥には例の通路が連なっていますが、やはりプラットホーム跡と思しき作りになっています。

内部

東口駅舎内部の畳ベンチ
半円形の駅舎内部をぐるりと周るような動線がとられており、「そうにゃん」を使って飾り付けられた窓際には、畳ベンチが並べられています。

広報誌スペース
トイレ付近には沿線自治体の広報誌を置くスペースがあります。綾瀬・海老名・座間とそれぞれの自治体が異なる型の棚(?)を使っているのが面白いです。

改札口
自動改札機は2通路。駅舎というよりは保育施設っぽい雰囲気の内装のため、改札機があるのが不思議に思えてしまいます。改札付近には貸し傘が用意されています。

自動券売機と改札機
自動改札機と券売機がコンパクトに並んだ改札部。

運行情報ディスプレイやコインロッカーなどが並ぶ改札外
改札外には運行情報ディスプレイ・時刻表・路線図・周辺マップ、さらにコインロッカー・宅配便ロッカーと、複数の設備がやはりコンパクトに並べられています。

西口駅舎

西口駅舎
橋上タイプの西口駅舎。跨線橋の歩道部分に面した構造です。

西口駅舎の内部
駅舎内部は天井がやや湾曲した明るい空間が作られており、改札外にはコンビニなどのテナントが入居しています。

出口付近
出口付近には駅周辺案内図と公衆電話があります。

ややカーブしている改札内
改札内の様子。ホームに合わせて駅舎もややカーブした形になっているのですが、お分かり頂けますでしょうか。

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改札内は物が少なくすっきりした雰囲気。中央に備えられた大きな鏡が目を引きます。