東海道・山陽三十五次

鉄道写真を撮ったりイラスト描いたりするブログです。

2024-01-06:さがみはらリニアひろば

橋本駅脇にて定期的に開園していた「さがみはらリニアひろば」。前から行きたいと思っていたところ、1月6日の公開を最後に営業休止するとの報を見つけ、慌てて行ってまいりました。

訪問日 2024年1月6日 土曜日

入口付近・展示物


橋本駅にやってきました。駅前にはご覧の通り大きな建設現場が。

このうち写真にも写っている緑の土嚢が大量に積まれている箇所が「さがみはらリニアひろば」です。
リニア神奈川県駅(仮称)工事現場を間近で見ることができるほか、現JR・京王橋本駅の様子も見ることができます。


入口にやってきました。開園日の案内や、1月7日以降の休園に関するものなど、掲示物がいくつか貼られています。
特に係員の方がいらしたり受付があったりする訳ではないようです。

開園日は基本的に毎週金曜と第1・3・5土曜日です。


入ってすぐのところに工事用と思しき白いゲートがあります。
また、広場での注意点に関する看板が立てられていました。


この坂を登れば広場に到着しますが、その通路右側にちょっとした展示物があります。


第二首都圏トンネルで使用されるシールドマシンの一部だそうです。

このうちカッターヘッド中央部にはシートが被せてあり、様子を確認することができませんでした。
一方、形状保持装置(青い半円形の巨大な部材)はシートが無く、その姿を拝むことができました。あくまでマシンの一部ではあるのですが非常に大きく、迫力がありました。


こちらはシールドトンネルで使用するセグメントです。強度試験用に試作したものが展示されていました。

シールドマシンのセグメントというと長方形のものを連想しますが、これはハニカムセグメントという六角形のセグメントです。通常のセグメントと比べてコストダウンが図られているそう。


坂を上って広場を目指します。


ひろばへの通路の脇では、土砂を掘って土嚢袋に詰める作業が行われていました。


ひろばの様子。広大な敷地の真ん中あたりに、ちょっとした芝生が楽しめるエリアが設けられています。
また、神奈川県駅以外を含めた工事現場各所の写真展示コーナーもあります。

駅工事現場


工事現場のうち西側のエリア。多数の重機や鉄骨で組まれた足場が確認できます。


一番西側にあるブリッジです。クレーン車が停められており、「こちら側(広場側)からの進入禁止」と書かれた看板が手前に建てられています。




2・3本目のブリッジ。


足場部分の拡大写真です。



西から数えて2本目のブリッジ。こちらもクレーン車が停められており、地下にある何かを釣り上げているようです。


工事現場が良く見える位置に全体の案内図が置かれています。


同じ内容の図はひろば内にも展示されています。


1本目のブリッジと工事現場西側


工事現場東端付近。



開口部×5


約2階相当の高さまで上がれる足場がありました。トラック荷台の確認用でしょうか?


西側拡大


西から数えて3本目のブリッジ付近。


水が溜めてあるプールのような場所がありました。
トラックのタイヤに付着した泥を落とす目的ではないかと思うのですが、詳細不明です。


青色のスロープのようなものが2台設けられており、その近くに「自動重量計測システム測定中!!」と書かれた看板が確認できます。

京王橋本駅

せっかくいい位置から見えるので、移転前の京王橋本駅も記録しておきました。


駅全景。


高架下には多くのテナントが入居しています。


その先には駐輪場があります。