訪問日 | 2020年3月21日 土曜日 |
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多摩動物公園駅
外観
曲面ガラスが多用された、丸っこい近未来的な駅舎です。
地上に降りる階段・エスカレーター部はカマボコ型のガラス屋根が2段連なる特徴的なデザインになっています。
内装
改札外
多摩動物公園の最寄り駅であることから動物に関する装飾が多く、階段部の壁には各種動物のシルエットが描かれています。
窓が階段状になっていることから発生する余白をうまく使ってキリンが描かれている点が特に面白いと感じました。
階段・エレベーターを上がりきったところに券売機などの設備が用意されています。
柱がある位置を軸に、大きな円柱型の空間が作られており、券売機などはその円弧に沿って配置されています。天井部分は鏡のようになっており、圧迫感がありません。
柱にはガラス張りの展示スペースが設けられているほか、案内地図などが貼られています。
改札内
改札口付近の様子。壁はおおむね青紫色で統一されており、天井は改札外同様に一部が鏡面化されています。
同じく柱の部分にはガラス張りの展示スペースが設けられており、この地点では「生き物とふれあえるところ」に関する展示が行われていました。
柱のうち展示スペースが無い面は旅客案内に使われており、路線図とのりば案内がスタイリッシュなデザインで掲示されています。
壁際にも展示スペースがあり、こちらでは園内案内図を背景に、動物のぬいぐるみが並べられています。
改札内の奥の方には木製の待合室?があります。「ふれアート」と書かれた看板がついており、室内には動物が描かれたのれんが飾られています。
一部の床には動物の足跡を模した装飾が施されています。小さくてかわいらしいです。
ホーム
ホームへ至る階段の途中に小さな扉があります。モノレール軌道の点検用か何かかと。
ホームは壁一面がガラス張りになっており、非常に明るい雰囲気です。部材のうちアーチ状の鉄骨だけがオレンジ色に塗られており、良いアクセントになっています。エレベーターは多摩センター方に設置。
こちらは上北台方のホーム先端。ホーム端の壁もガラス張りになっています。
多摩モノレール各駅共通の、路線図・時刻表などとセットになった形式の駅名標。
多摩センター駅
外観
6番出口付近。
駅と一体になったデザインの歩道橋が駅の真下を通っており、その歩道橋上からさらに階段を上がると改札階にたどり着きます。
エレベーター(改札外)は前述した歩道橋を小田急線高架の手前まで進んだところに設置されています。
1番出口付近。
右側画面外の少し離れたところに小田急・京王多摩センター駅があり、同駅のペデストリアンデッキが多摩モノ駅の歩道橋に接続されています。
駅舎全体の様子。
壁面は白いシンプルなタイルが貼られており、多摩動物公園駅と比べると窓ガラスの面積も狭く、大人しいデザインになっています。
ホームに至る階段部分が、円形と鋭い三角形を組み合わせたスピード感のある意匠で飾り付けられているのが目を引きます。
現在は線路がここで行き止まりになっていますが、今後町田方面・八王子方面への延伸が計画されています。
内装
改札外
歩道橋(2F)から改札階に上がる階段。
階段を上がりきったところにコンビニ(ファミリーマート)が入居しています。
改札前の様子。
壁はベージュ基調で、天井は白と、外観同様に大人しくシンプルなデザインになっています。
改札内
改札手前に1本太い柱がありますが、それ以外は広いスペースがとられています。
天井は中央に向かって少し高くなっており、天井の両脇を細かい階段状にすることで高低差が処理されています。
1番線は基本的にラッシュ時などを除いて使用されておらず、日中はこのように閉鎖され、階段部の照明も落とされています。
エレベーター脇には窓が取り付けられていました。詳しくは確認しませんでしたが、動物公園駅にあったような展示スペースでしょうか?
ホーム
屋根の鉄骨は三角アーチ状になっており、こちらも先ほどの動物公園駅とは異なる仕様です。
ホーム端は曇りガラスになっています。
線路終端部。ここから町田・八王子方面に線路が延びるのはいつ頃になるのでしょうか。
駅名標には「恵泉女学園大学」の文字が大きく付加されています。
1000系車両を模した自動販売機が設置されていました。