東海道・山陽三十五次

鉄道写真を撮ったりイラスト描いたりするブログです。

メモ:A4印刷でA6サイズ小冊子を作るためのページ指定順

Adobe Acrobatに付いている "小冊子印刷" 機能をよく使っているのですが、この機能はA4用紙への印刷の場合、A5サイズの小冊子を作る場合にしか使えません。

個人的にA5よりコンパクトなA6サイズの小冊子も作りたかったので、そのための印刷方法が無いかといろいろ試してみておりました。

その結果を記事にまとめておきたいと思います。

印刷設定

Adobe AcrobatとWord以外では試しておりませんが、1枚の用紙に4ページを割り当てる機能があるソフトなら何でも使えると思います。

前述の小冊子印刷機能は使っていません(A6サイズで作りたい場合、この機能を使わない方が早いです)。

Adobe Acrobat の場合

印刷するページ ページ指定 (別表参照)
ページサイズ処理 複数
1枚あたりのページ数 4
ページの順序
用紙の両面に印刷 長辺を綴じる

Adobe Acrobatの印刷設定画面

Microsoft Word の場合

ページ ページ指定 (別表参照)
印刷面 両面印刷(長辺を綴じる)
向き 縦方向
サイズ A4
1枚あたりのページ数 4ページ/枚

Microsoft Wordの印刷設定画面

ページ指定順

ページ数 ページ指定順
4 *1 2,3,4,1,4,1,2,3
8 6,3,8,1,4,5,2,7
12 *2 8,5,12,1,6,7,2,11,10,3,10,3,4,9,4,9
16 12,5,16,1,6,11,2,15,10,7,14,3,8,9,4,13

左綴じ冊子前提の設定です。右綴じで作りたい場合はページの指定順を入れ替える必要があります。

製本方法

印刷が完了した状態の用紙 用紙を上下に切り離している様子
印刷が完了したら、1ページ目が含まれている方の面をオモテにします。
用紙を上下に切り離して重ねます。重ね順は1ページ目が含まれる用紙が上に来るように。

製本が完了した冊子と比較用定規
製本ホチキスで綴じます。僕はMAXの "ホッチくる" を使っていますが、最近では100均でも同じ機能をもつ文具が売られているらしいです。

*1:4ページ:同じ冊子が2つできます

*2:12ページ:10・3・4・9ページ目用の用紙が1枚余分にできます